京都府京丹後市の小児科|医療法人ふじわらクリニック
お知らせ
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2025.10.07 お知らせ
令和7年 インフルエンザ予防接種のお知らせ
令和7年(2025年)のインフルエンザ予防接種についてご案内します。
予約は、10/15(水)よりWeb予約・電話予約開始させて頂きます。
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2025.10.06 お知らせ
🌸 新しいインフルエンザ予防接種のご案内
― 点鼻タイプ「フルミスト」について ―
鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチン
「フルミスト(FluMist)」が日本でも使えるようになりました。
注射ではなく、鼻からやさしく吸い込むことで免疫をつくる新しいワクチンです。
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🩵 フルミストってどんなワクチン?
フルミストは、弱くしたインフルエンザウイルスを使った生ワクチンです。
鼻の粘膜にスプレーして、体の入り口である鼻の内側に自然な免疫を作ります。
これにより、ウイルスが入ってきたときにすぐに反応できる“局所免疫”がつくられます。アメリカ(2003年〜)やヨーロッパ(2011年〜)などでは、長い実績のあるワクチンです。効果はおおむね約1年間続くとされていますが、流行するウイルスの種類(株)や個人の体調によって、翌シーズンには再接種が望ましいと考えられています。
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🌿 注射のワクチンとどう違うの?
比べるポイント
フルミスト(点鼻タイプ)
従来の注射タイプ
免疫の作られ方
鼻の中と全身の両方にできる(IgA+IgG)
主に全身にできる(IgG)
痛み
ありません(スプレー式)
あります(注射)
接種回数
年1回
12歳以下は年2回
効果の特徴
小児(特に2〜8歳)で感染予防効果が高い傾向
発症しても重症化を防ぐ効果が中心
効果の期間
約1年(翌年は再接種がおすすめ)
約5か月
対象年齢
2〜18歳
生後6か月〜全年齢
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🌈 メリット
- 痛みがなく、注射が苦手なお子さんにも安心です。
- 鼻やのどの粘膜に直接免疫を作るため、ウイルスが入りにくくなるといわれています。
- 小児では特に感染を防ぐ力が高いと報告されています。
- 流行しているウイルスが少し変わっても、軽くすむことがあります。
- 効果が長めに続くとされますが、翌シーズンには改めて接種を受けると安心です。
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☁️ デメリット・注意点
- 接種後3~7日ほど、鼻水・鼻づまり・のどの痛み・軽い発熱が出ることがあります。
これらは数日でおさまることがほとんどですが、まれに学校をお休みすることもあります。 - 点鼻後にくしゃみが出ることがあり、薬液の一部が外に出てしまうことがあります。
このため、免疫のつき方には個人差があると報告されています。 - フルミストは生ワクチンのため、理論上は鼻の中でウイルスが少し増えることがあります。
ただし、健康な方に感染症状を起こすことはほとんどありません。
ごく短期間(数日〜1週間ほど)鼻の中にワクチン由来のウイルスが排出されることがあるため、
免疫の弱い方や重い病気の方と同居している場合は、接種を控える・時期をずらすなど、医師とご相談ください。
次のような方には接種できません
- 2歳未満、または19歳以上の方
- 卵・アスピリン・ワクチン成分に強いアレルギーのある方
- 強い喘息がある方、または最近1年以内に大きな喘息発作があった方
- 免疫を下げる治療を受けている方
- 妊娠中の方
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🌼 安全性について
フルミストは世界中で多くの接種実績があり、安全性は確認されています。
ただし「鼻から吸い込む生ワクチン」であるため、注射とは注意点が少し異なります。
体調が悪い時や熱がある時は、接種を見合わせましょう。
接種後にくしゃみが出たり、のどに垂れても、飲み込んでも問題ありません。
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🩺 当院での接種について
当院では、過去1年間に喘息発作のない方を対象に接種を行います。
ご希望の方は、診察時または受付でお申し込みください。
お子さんの体調や既往歴を確認のうえ、医師と相談して進めます。
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☘️ まとめ
- フルミストは「痛くない」「感染を防ぐ力が高い」とされる新しいタイプのワクチンです。
- 効果や持続期間は年齢・体質・流行株によって変わるため、毎年の接種が推奨されます。
- 生ワクチンであるため、体調や同居家族の状況によっては注射タイプの方が適する場合もあります。
お子さんに合った接種方法を一緒に考えていきましょう。
どうぞお気軽にご相談ください。
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2025.08.05 お知らせ
おたふくワクチンについて
現在、おたふくワクチン供給不安定な為、ご予約お取り出来ません。
ワクチン入荷次第お知らせいたします。
診療科目
小児科・アレルギー科・内科診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 | / |
午後 | 〇 | 〇 | / | 〇 | / | / | |
夜間 | 予約外来 | 予約外来 | / | / | 予約外来 | / | / |
休診日:日・祝.・年末年始・お盆休暇
● 受付時間
午前診療 9:00-11:30(火曜日 9:00-10:30 / 土曜日 9:00-11:00)
午後診療 15:00-17:30
夜間診療 (完全予約制)18:00-18:30
● 診療時間
午前診療 9:00-12:00
午後診療 15:00-19:00
ワクチン診療 火曜日 11:00-12:00 / 土曜日 12:20-13:30
※夜間診療・往診は完全予約制です。一般外来は受け付けておりません。
ごあいさつ
こどもたちに、
確かな医療とやさしさを
地域に根ざした、小児科クリニックとして
ふじわらクリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院では、「正確な診断と安心できる診療」を目指した一般小児科と、「医療的ケアが必要なこどもたち」への在宅訪問診療
この二つを柱に診療を行っています。
30分で採血検査結果が分かる体制を整え、臨床に即した判断で対応。さらに2025年度より、訪問診療にも力を入れ通院が困難なご家庭にも、必要な医療スキームを構築しております。
私自身、幼少期に長く入退院を繰り返し、「登園出来ない」「出かけられない」こども時代を過ごしました。その経験が、今の私の診療の原点です。
丹後で開業して20年。これからも、地域のこどもたちとご家族に寄り添いながら、「こどもの味方のおいしゃさん」であり続けたいと思っています。
お子さまのことで、どんな小さなことでも気になることがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。

ふじわらクリニック
院長 藤原 大輔
当院の特徴

小児科医による地域に根ざした小児科医療
20年小児科医療に携わる院長による、患者様お一人お一人のお悩みに寄り添った診療を心がけています。30分で検査結果がわかる採血検査など、常に「こどもの味方」と思っていただけるよう医療に向き合っています。
些細なお悩みでもお気軽にご相談ください。

通院が難しいお子さまのために小児往診の実施
様々な理由でご通院が難しいお子さまにも安心して医療を受けていただけるよう、小児往診医療を実施しております。
まずはお気軽にご相談ください。

京丹後こども・みらいプロジェクトへの取り組み
医療のみでは解決できない包括的な小児科医療を提供しております。クリニックのみならず旅館業・介護福祉業・行政など多職種連携を実施し、病院外でもこども達の明るい未来を提供していくプロジェクトです。
Open Doors To A Future Beyond Limits